“麕身”の読み方と例文
読み方割合
きんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くうくわくして居るこれを物といひ、時に沿うて起る之を事といふ、事物を離れて心なく、心を離れて事物なし、故に事物の変遷推移を名づけて人生といふ、なほ麕身きんしん牛尾ぎうび馬蹄ばていのものを捉へてきりんといふが如し
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)