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わかち
然し活動写真は
老弱の
別なく、今の人の喜んでこれを見て、日常の
話柄にしているものであるから、せめてわたくしも
行く水に
数画くよりも
儚き恋しさと
可懐しさとの朝夕に、なほ夜昼の
別も無く、絶えぬ思はその外ならざりし
四年の久きを、熱海の月は
朧なりしかど、
一期の涙に宿りし面影は
配りて所々尋ね廻りしが頃は三月十五日
梅若祭とて
貴賤老若の
別なく向島の
賑ひ大方ならず然るに此日は友次郎
腹痛故忠八一人向島へ
行て隅田川の
堤を彼方此方と往來の人に心を
一 女子は
稚時より男女の
別を正くして
仮初にも戯れたることを
見聞しむべからず。
嗚呼我人とも終には
如是、男女美醜の
別も無く同じ色にと霜枯れんに、何の翡翠の髪の
状、花の笑ひの
顔か有らん。まして夢を彩る五欲の
歓楽、幻を織る四季の
遊娯、いづれか
虚妄ならざらん。
“別”の意味
《名詞》
(ベツ)(特に待遇等について)区別すること。
(ベツ)異なる物として区別されること。
(ベツ)あることと無関係であること。別論。別問題。
(ベツ)例外。
《形容動詞》
別に(ベツに)
ほかに。別途。
(主として否定文で)特に。別段。
(出典:Wiktionary)