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写
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うつし
ふりがな文庫
“
写
(
うつし
)” の例文
旧字:
寫
巻中の画、老人が
稿本
(
かうほん
)
の
艸画
(
さうぐわ
)
を
真
(
しん
)
にし、
或
(
あるひ
)
は京水が越地に
写
(
うつし
)
し
真景
(
しんけい
)
、或
里人
(
さとびと
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
きゝ
)
て
図
(
づ
)
に作りたるもあり、其地に
照
(
てら
)
して
誤
(
あやまり
)
を
責
(
せむ
)
ることなかれ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
巻中の画、老人が
稿本
(
かうほん
)
の
艸画
(
さうぐわ
)
を
真
(
しん
)
にし、
或
(
あるひ
)
は京水が越地に
写
(
うつし
)
し
真景
(
しんけい
)
、或
里人
(
さとびと
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
きゝ
)
て
図
(
づ
)
に作りたるもあり、其地に
照
(
てら
)
して
誤
(
あやまり
)
を
責
(
せむ
)
ることなかれ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
大きな柳の枯枝に、なぶられている立札を見ると、「御廻状
写
(
うつし
)
の事」というものがある。本文を読んでみると
大菩薩峠:30 畜生谷の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
税関附
(
ぜいくわんづき
)
の
官吏
(
くわんり
)
が
来
(
き
)
て、
大蔵省
(
おほくらしやう
)
から
桑港税関長
(
さうかうぜいくわんちやう
)
へ
宛
(
あ
)
てた
書面
(
しよめん
)
の
写
(
うつし
)
を
呉
(
く
)
れる。
見
(
み
)
ると、一
周会員
(
しうくわいいん
)
の
荷物
(
にもつ
)
は
東京駐剳大使
(
とうきやうちうさつたいし
)
の
照会
(
せうくわい
)
があつたので、一々
検査
(
けんさ
)
を
加
(
くは
)
ふるに
及
(
およ
)
ばぬとの
内訓
(
ないくん
)
である。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
床の間には、
写
(
うつし
)
で見て知っている、
応挙
(
おうきょ
)
の美女の幽霊が、おなじく写して掛っていた。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
即刻
鵞筆
(
がペン
)
と墨と紙を用意してその原書を
初
(
はじめ
)
から
写
(
うつし
)
掛けた。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
写
常用漢字
小3
部首:⼍
5画
“写”を含む語句
生写
写真
活動写真
写生
描写
謄写
映写幕
模写
写本
写真帖
書写山
大写
東洲斎写楽
伝写
写実
実写
手写
写字机
写真入
写真機
...