“書写山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょしゃざん87.5%
しょしゃさん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉は、何を聞いても、一笑いっしょうに附していた。そして官兵衛、半兵衛の両参謀のすすめに従って、三月初旬、その本陣を、加古川から書写山しょしゃざんのうえに移した。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや、一昨年おととし書写山しょしゃざんもうでた折、東光房の阿闍梨あじゃりを訪ねて、その折、給仕に出た稚子ちごが、後で、それと聞かされて、勿体ない茶をんだわと、涙がこぼれた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さきに伯耆ほうき船上山せんじょうせんを立たれた帝の瑶輿ようよ(こし)は日をかさねて、二十七日、播磨はりま書写山しょしゃさんまで御着ごちゃく