“船上山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんじょうせん66.7%
せんじやうさん16.7%
せんじやうざん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうえ、はるか伯耆ほうき船上山せんじょうせん行宮あんぐうからも、千種ちぐさノ中将忠顕ただあきが、山陰中国の大兵を組織して、丹波ざかいから洛中をうかがっていた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが雨後によく見る濃い桔梗色であるのも美しい。更に名和の驛まで乘つて行つた。私達は歴史に名高い船上山せんじやうさんを望んだ。海岸に寄つた方に山角のとがつたのがそれだつた。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
この間、隠岐におはしました天皇は、名和長年のお迎へを受けさせられて、伯耆はうき船上山せんじやうざんに行幸遊ばされた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)