“船岡山”の読み方と例文
読み方割合
ふなおかやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことすさまじいのは真夜中ごろの西のかたの火勢で、北は船岡山ふなおかやまから南は二条のあたりまで、一面の火の海となっておりました。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
正保四年十二月二日、興津弥五右衛門景吉は高桐院こうとういんの墓にもうでて、船岡山ふなおかやまふもとに建てられた仮屋に入った。畳の上に進んで、手に短刀を取った。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ことすさまじいのは真夜中ごろの西のかたの火勢で、北は船岡山ふなおかやまから南は二条のあたりまで、一面の火の海となつてをりました。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)