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船岡山
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ふなおかやま
ふりがな文庫
“
船岡山
(
ふなおかやま
)” の例文
殊
(
こと
)
に
凄
(
すさ
)
まじいのは真夜中ごろの西のかたの火勢で、北は
船岡山
(
ふなおかやま
)
から南は二条のあたりまで、一面の火の海となっておりました。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
正保四年十二月二日、興津弥五右衛門景吉は
高桐院
(
こうとういん
)
の墓に
詣
(
もう
)
でて、
船岡山
(
ふなおかやま
)
の
麓
(
ふもと
)
に建てられた仮屋に入った。畳の上に進んで、手に短刀を取った。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
殊
(
こと
)
に
凄
(
すさ
)
まじいのは真夜中ごろの西のかたの火勢で、北は
船岡山
(
ふなおかやま
)
から南は二条のあたりまで、一面の火の海となつてをりました。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
明日切腹候場所は、古橋殿
取計
(
とりはからい
)
にて、
船岡山
(
ふなおかやま
)
の下に仮屋を建て、大徳寺門前より仮屋まで十八町の間、
藁筵
(
わらむしろ
)
三千八百枚余を敷き詰め、仮屋の内には畳一枚を敷き、上に白布を
覆
(
おお
)
い
有之
(
これあり
)
候
(
そろ
)
由
(
よし
)
に候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
某
(
それがし
)
致仕
(
ちし
)
候てより以来、当国
船岡山
(
ふなおかやま
)
の
西麓
(
さいろく
)
に形ばかりなる
草庵
(
そうあん
)
を営み
罷在
(
まかりあり
)
候えども、先主人
松向寺殿
(
しょうこうじどの
)
御
逝去
(
せいきょ
)
遊ばされて後、
肥後国
(
ひごのくに
)
八代
(
やつしろ
)
の城下を引払いたる
興津
(
おきつ
)
の一家は、同国
隈本
(
くまもと
)
の城下に在住候えば
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“船岡山”の解説
船岡山(ふなおかやま)は、京都府京都市北区に所在する山。
(出典:Wikipedia)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
岡
常用漢字
小4
部首:⼭
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“船”で始まる語句
船
船橋
船室
船首
船頭
船渠
船長
船尾
船乗
船暈