“隈本”の読み方と例文
読み方割合
くまもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前文隈本くまもとの方へは、某頭をりこくりおり候えば、爪なりとも少々この遺書に取添え御つかわし下され候わば仕合せ申すべく候。
この時数学の先生は隈本くまもと有尚ありひさ)先生であつて数学の時間には英語より外の語は使はれぬといふ制規であつた。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
一寸ちょっと例をげて言って見ると、前の長崎高等商業学校長をしていた隈本くまもと有尚、故人の日高真実、実業家の植村俊平、それから新渡戸にいとべ博士諸氏などで、此のほかにも未だあるだろう。
私の経過した学生時代 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)