“応挙”の読み方と例文
読み方割合
おうきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幽霊の絵もこの類を漏れず、如何にも幽霊らしい、本当の幽霊とはどんな感じだろうという幽霊のかかれたのは応挙おうきょ以来だという事だ。
ばけものばなし (新字新仮名) / 岸田劉生(著)
たちまち、一羽立ち二羽立ち、ざあっと羽音も清々すがすがしく、冬晴れの真ッ青な空へ雪白をちらして、応挙おうきょ千羽鶴せんばづるのように群れ立つのへ
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかしもしわが国の動物画家たる応挙おうきょにこの文字を示したならば、彼はおおいに喜んでこれ真の動物描写であるというであろう。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)