“其口”の読み方と例文
読み方割合
そのくち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芋蟲いもむしあいちやんとはたがひしばらだまつてにらめをしてましたが、つひ芋蟲いもむし其口そのくちから煙管きせるはなして、したッたるいやうなねむさうなこゑ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
きみいはく、「われあいするかな、其口そのくちわすれてわれおもふ」と。彌子びしいろおとろへてあいゆるび、つみきみるや、きみいはく、「かついつはつてくるまし、またかつわれくらはすにその(一〇八)餘桃よたうもつてせり」
うれしさうにえずたはむれたりえたりして、呼吸苦いきぐるしい所爲せゐか、ゼイ/\ひながら、其口そのくちからはしたれ、またそのおほきななかぢてゐました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)