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八
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ぱち
ふりがな文庫
“
八
(
ぱち
)” の例文
「正直なところを申上げますと、すみませんが、パイ軍曹どののいうことは、すべて
嘘
(
うそ
)
っ
八
(
ぱち
)
でありまして、ソノ……」
地底戦車の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
糸の切れた
奴凧
(
やっこだこ
)
のように、なぜそうからみ付くんだよ。(旅人に。)まあ、あなたから……。こんながらッ
八
(
ぱち
)
のサアビスじゃあお気に入りますまいけれど……。
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
文代は
薄々
(
うすうす
)
明智がいるなんて、
嘘
(
うそ
)
っ
八
(
ぱち
)
だと感づいていたけれど、さも気掛りらしく、尋ねて見る。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「それは敬礼で買うとは云わねえ。やれ×××××とか、やれ×××××だとか、いろんな
勿体
(
もったい
)
をつけやがるだろう。だがそんな事は
嘘
(
うそ
)
っ
八
(
ぱち
)
だ。なあ、兄弟。そうじゃねえか?」
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
浮世絵師
(
うきよえし
)
が夢に見そうないい女で、二十
七
(
しっ
)
、
八
(
ぱち
)
の
脂
(
あぶら
)
の乗り切った女ざかり、とにかく、
凄
(
すご
)
いような美人なのが、
性来
(
せいらい
)
の
侠気
(
きょうき
)
が
禍
(
わざわ
)
いして、いつの間にかこうして女遊人に身を持ち崩し
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
ガラっ
八
(
ぱち
)
なおせいも、
昂奮
(
こうふん
)
した顔色だった。
工場新聞
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
こんなことが
嘘
(
うそ
)
ッ
八
(
ぱち
)
でいえるものですか。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鍵を渡した代償に、この病院を出すというが、それは
嘘
(
うそ
)
ッ
八
(
ぱち
)
だということがよく読めた。それでは大損だった。それにもう一つ鍵を渡したくない理由があった。
鍵から抜け出した女
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
俗名はおつや、芸名は
金八
(
きんぱち
)
、あだ名はがらッ
八
(
ぱち
)
又はがら
金
(
きん
)
……。
若
(
も
)
しインチキだと
思召
(
おぼしめ
)
すなら、念のために役場へ行って、戸籍の
謄本
(
とうほん
)
をお取りください。あはははははは。
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
丁度今から八年前、貴様も知っている通り、俺はちっとばかり店の金を遣い込んで、いたたまれず逃げ出したが、それというのも、思いに思った満代さんを、貴様に取られたやけっ
八
(
ぱち
)
。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ガラっ
八
(
ぱち
)
のおせいは、あけすけだ。
工場新聞
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
爺やは平気な顔で
嘘
(
うそ
)
っ
八
(
ぱち
)
を云っている。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“八”の意味
《数詞》
八(はち)
二の三乗、即ちやっつを表す数。七の次で九の一つ前。8。
(出典:Wiktionary)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
“八”を含む語句
七八
八歳
八月
七顛八倒
八卦
尺八
七八歳
八幡
八百万
四方八方
八方
八尾
八間
八頭
忘八
八百屋
八重
黄八丈
十八番
八朔
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