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修行者
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しゅぎょうじゃ
ふりがな文庫
“
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)” の例文
豪
(
えら
)
いのは、旅の
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
の
直伝
(
じきでん
)
とあって、『
姑蘇啄麻耶啄
(
こそたくまやたく
)
』と
呪
(
じゅ
)
して
疣黒子
(
いぼほくろ
)
を抜くという、使いがらもって来いの人物。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
武芸の道が何よりもお
好
(
すき
)
でなア、先年此の
常陸
(
ひたち
)
の
土浦
(
つちうら
)
の城内へお抱えに成りました者が有りまして、これは元
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
だとか申す事だが、
余程
(
よっぽど
)
力量の勝れた者で
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『
今日
(
きょう
)
は
御苦労
(
ごくろう
)
であるが、
俺
(
わし
)
のところの
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
に
一
(
ひと
)
つ
雨
(
あめ
)
を
降
(
ふ
)
らせる
実況
(
じっきょう
)
を
見
(
み
)
せて
貰
(
もら
)
いたいのじゃが……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
阿波屋さんの皆さんが着くほんの
四半刻
(
よはんとき
)
ほど前でしたよ、深い饅頭笠で顔を隠した、
腰法衣
(
こしごろも
)
の
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
が訪ねて来て冠物のまま阿波屋の使いの者だがと私を呼出し
銭形平次捕物控:239 群盗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
道
(
みち
)
に
迷
(
まよ
)
った
旅
(
たび
)
の
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
でございますが、三
人
(
にん
)
のうち
二人
(
ふたり
)
まで
仲間
(
なかま
)
をなくしてしまいました。」
人馬
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
そこへ京の
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
が
修行
(
しゅぎょう
)
して廻って行ったところが、右の浮浪の長は、汝も浮浪人だから
俺
(
おれ
)
の
手下
(
てした
)
になって運上を出せよと云って、ひどくこれを痛めつけたことが見えております。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
昔
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
が、こんな
孤家
(
ひとつや
)
に、
行暮
(
ゆきく
)
れて、宿を借ると、
承塵
(
なげし
)
にかけた、
槍
(
やり
)
一筋で、
主人
(
あるじ
)
の由緒が分ろうという処。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何うしたら宜かろうと只浅間山を
多勢
(
おおぜい
)
で取巻いて居るだけじゃが、肝腎の彦五郎は裏穴から脱けて、相変らず人を殺したり
追剥
(
おいはぎ
)
を
為
(
す
)
るので、これには
殆
(
ほとん
)
ど重役が困っている所に、一人の
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
が来て
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
気がつくとその頃の俳諧の
修行者
(
しゅぎょうじゃ
)
は、
年紀
(
とし
)
にかかわらず頭を丸めていたのです——道理こそ、可心が、大木の松の幽寂に二本、すっくり立った処で、
岐路
(
わかれみち
)
の左右に迷って、
人少
(
ひとずくな
)
な一軒屋で
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
修
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“修行”で始まる語句
修行
修行場
修行中
修行時代
修行未熟
修行代