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ほしようくわい
尚ほ、
社の
写真班の
英雄、三
浦さんが、
自籠巌を
駆け
上り、
御占場の
鉄階子を
飛下り、
到る
処、
手練のシヤターを
絞つたのも、
保勝会の
皆様はじめ、……十
和田の
神……
御懇情はもとよりでございますが、あなたは
保勝会を
代表なすつて、
湖の
景勝顕揚のために、
御尽力をなすつたので、
私が、
日日社より
旅費を
頂戴に
及んで、
遥々と
出向きましたのも
とそつ
気はないが、
日焼けのした
毛だらけの
胸へ、ドンと
打撞りさうに
受け
容れらるる、
保勝会の
小笠原氏の——八
月四
日午後三
時、
古間木で
会うてより、
自動車に
揺られ、
舟に
揉まれ