“古間木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こまき50.0%
ふるまぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海岸線かいがんせんまはりの急行列車きふかうれつしや古間木こまきへ(えきへは十和田わだ繁昌はんじやうのために今年ことしから急行きふかうがはじめて停車ていしやするのださうで。)——いたとき旅行たび経験けいけんすくな内気うちきものゝあはれさは
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とそつはないが、日焼ひやけのしただらけのむねへ、ドンと打撞ぶつかりさうにれらるる、保勝会ほしようくわい小笠原氏をがさはらしの——八ぐわつ午後ごご古間木こまきうてより、自動車じどうしやられ、ふねまれ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
飯沼の弘經寺へ押入古間木ふるまぎへ通り、倉持の杉山を經て鴻山で二手に別れ、十一人は芦ヶ谷を燒いて平塚に移り、又々放火、沼を渡つてから行方不明となつた。
天狗塚 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)