“こまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小牧77.8%
古間木11.1%
小間木11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小牧こまきであり、大垣であり、岐阜であり、清洲きよすであり、東海道と伊勢路、その要衝のすべてが、尾張名古屋の城に集中する。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
海岸線かいがんせんまはりの急行列車きふかうれつしや古間木こまきへ(えきへは十和田わだ繁昌はんじやうのために今年ことしから急行きふかうがはじめて停車ていしやするのださうで。)——いたとき旅行たび経験けいけんすくな内気うちきものゝあはれさは
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とそつはないが、日焼ひやけのしただらけのむねへ、ドンと打撞ぶつかりさうにれらるる、保勝会ほしようくわい小笠原氏をがさはらしの——八ぐわつ午後ごご古間木こまきうてより、自動車じどうしやられ、ふねまれ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
事件重大と見て、時を移さず八丁堀同心小間木こまき善十郎は、三輪みのわの万七、お神楽かぐらの清吉以下の御用聞を従えて出役しました。