任務つとめ)” の例文
ひとりのものアレルヤの歌をはなれてこの新しき任務つとめを我に委ねしなり、彼盜人にあらず、我また盜人の魂にあらず 八八—九〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
皇孫命様こうそんのみことさま竜神様りゅうじんさままた産土神様うぶすなかみさま礼拝らいはいし、今日きょうにち任務つとめ無事ぶじつとめさせてくださいますようにと祈願きがんめることにしました。
魯国行ろこくゆきにつきては、何事をか叙すべき。わが舌人ぜつじんたる任務つとめはたちまちに余をらっし去りて、青雲の上におとしたり。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
彼等をして立たしめて——その任務つとめの爲めに彼等をき勵まし、——彼等の考へられた賜物は何であるか
しかしてかしこにをる者に各〻その任務つとめをしらしめしこと恰も低き七星の、港をさして舵取るものにおけるに似たりき
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
すべて竜神りゅうじんには竜神りゅうじんとしての神聖しんせい任務つとめがあり、それが直接ちょくせつ人間界にんげんかい利益ためになろうが、なるまいが、どうあっても遂行すいこうせねばならぬことになっている。
わが舌人ぜつじんたる任務つとめ忽地たちまちに余をらつし去りて、青雲の上におとしたり。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かくてかれは教理、意志、及び使徒の任務つとめをもてあたかも激流の、高き脈より押出さるゝごとくに進み 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
『よくそれだけかんがえがついた。それでこそ任務つとめ立派りっぱはたされる……。』そうおっしゃっていただいたのでございます。
ミノス我を見し時、かく重き任務つとめを棄てゝ我にいひけるは、憂ひの客舍に來れる者よ 一六—一八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
次序ついで任務つとめとをこゝにてわかち與ふる攝理、四方よもの聖徒達をしてしづかならしめしとき 一六—一八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)