“次序”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
オーダー33.3%
ついで16.7%
しだら16.7%
じじよ16.7%
つぎ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鑑賞するほうの側から見ても連俳の妙味の複雑さは発句のそれと次序オーダーを異にする。発句がただ一枚の写真であれば連俳は一巻の映画である。
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
また、見る事のはかりとなるは功徳にて、恩惠めぐみ善心よきこゝろとより生る、次序ついでをたてゝ物の進むことかくの如し 一一二—一一四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
が、実は惚れたとも思わぬうちに、いつか自分にも内々で、こッそり、次序しだらなく惚れて了っていたのだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
梅子はばし心に談話の次序じじよ整へつ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
私が文典を講義してやりますので主人およびその次序つぎのラマが大いに私を厚遇して敷物や夜着などを貸してくれたですから少しも寒さを感じない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)