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人士
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じんし
ふりがな文庫
“
人士
(
じんし
)” の例文
世
(
よ
)
の
建築家
(
けんちくか
)
は
勿論
(
もちろん
)
、一
般
(
ぱん
)
人士
(
じんし
)
が
絶
(
た
)
へず
建築界
(
けんちくかい
)
に
問題
(
もんだい
)
を
提出
(
ていしゆつ
)
して
論議
(
ろんぎ
)
を
鬪
(
たゝか
)
はすことは
極
(
きわ
)
めて
必要
(
ひつえう
)
なことである。
假令
(
たとひ
)
その
論議
(
ろんぎ
)
が
多少
(
たせう
)
常軌
(
じやうき
)
を
逸
(
いつ
)
しても
夫
(
それ
)
は
問題
(
もんだい
)
でない。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
ただしこれは、里のうわさと、何かにつけ、老公の健康を案じる一部
人士
(
じんし
)
の取沙汰にすぎない。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
余は人間に
能
(
あと
)
う限りの公平と無私とを念じて、栄誉ある君の国の歴史を今になお述作しつつある。従って余の著書は一部
人士
(
じんし
)
の不満を招くかも知れない。けれどもそれはやむを得ない。
博士問題とマードック先生と余
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
餘震
(
よしん
)
を
恐怖
(
きようふ
)
せるため、
消防
(
しようぼう
)
に
十分
(
じゆうぶん
)
の
實力
(
じつりよく
)
を
發揮
(
はつき
)
することが
出來
(
でき
)
なかつたとは、
屡
(
しば/\
)
專門
(
せんもん
)
の
消防手
(
しようぼうしゆ
)
から
聞
(
き
)
く
述懷
(
じつかい
)
であるが、
著者
(
ちよしや
)
は
此種
(
このしゆ
)
の
人士
(
じんし
)
が
餘震
(
よしん
)
を
誤解
(
ごかい
)
してゐるのを、
最
(
もつと
)
も
遺憾
(
いかん
)
に
思
(
おも
)
ふものである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
藤田嗣治はオカッパ頭で先ず人目を
惹
(
ひ
)
くことによってパリ
人士
(
じんし
)
の注目をあつめる方策を用いたというが、その
魂胆
(
こんたん
)
によって芸術が毒されるものでない限りは、かかる魂胆は軽蔑さるべき理由はない。
大阪の反逆:――織田作之助の死――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
“人士”の意味
《名詞》
人 士(じんし)
地位や教養のある人。
(出典:Wiktionary)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“人”で始まる語句
人
人間
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