“二側”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたかは33.3%
ふたかわ33.3%
ふたがは16.7%
ふたがわ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廊下(らうか)を二曲(ふたまが)り、又(また)半(なか)ばにして、椽続(えんつゞ)きの広間(ひろま)に、線香(せんかう)の煙(けむり)の中(なか)に、白(しろ)い壇(だん)が高(たか)く築(きづ)かれて居(ゐ)た。袖(そで)と袖(そで)と重(かさ)ねたのは、二側(ふたかは)に居余(ゐあま)る、いづれも声(こゑ)なき紳士(しんし)淑女(しゆくぢよ)であつた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
ほどもなく入り来る洋服扮装(いでたち)の七分は髯黒の客人(まろうど)、座敷に入りてしばらくは打ち潜めきたる密議に移りしが、やがて開きて二側(ふたかわ)に居流れたるを合図として
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
光線(くわうせん)が成(な)るべく餘計(よけい)取(と)れる樣(やう)に明(あか)るく拵(こし)らへた部屋(へや)の二側(ふたがは)に、手術用(しゆじゆつよう)の椅子(いす)を四臺(よだい)程(ほど)据(す)ゑて、白(しろ)い胸掛(むねかけ)をかけた受持(うけもち)の男(をとこ)が、一人(ひとり)づゝ別々(べつ/\)に療治(れうぢ)をしてゐた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
光線がなるべく余計取れるように明るく拵(こし)らえた部屋の二側(ふたがわ)に、手術用の椅子(いす)を四台ほど据(す)えて、白い胸掛をかけた受持の男が、一人ずつ別々に療治をしていた。
門 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)