二側ふたかは)” の例文
廊下らうか二曲ふたまがり、またなかばにして、椽続えんつゞきの広間ひろまに、線香せんかうけむりなかに、しろだんたかきづかれてた。そでそでかさねたのは、二側ふたかは居余ゐあまる、いづれもこゑなき紳士しんし淑女しゆくぢよであつた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だらだらざか二側ふたかは
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
だらだら坂の二側ふたかは
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
だらだら坂の二側ふたかは
巴里の旅窓より (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)