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『巴里の旅窓より』
ふりがな文庫
『
巴里の旅窓より
(
パリのりょそうより
)
』
汽車で露西亞や獨逸を過ぎて巴里へ來ると、先づ目に着くのは佛蘭西の男も女もきやしやな體をして其姿の意氣な事である。勿論一人一人を仔細に觀るなら各〻の身分や趣味が異ふ儘に優劣はあらうが、概して瀟洒と都雅であることは他國人の及ぶ所で無からう。佛蘭 …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
邊
(
あた
)
瀟洒
(
あつさり
)
面貌
(
おもわ
)
華奢
(
くわしや
)
伴
(
ともな
)
釦
(
ブトン
)
誰
(
た
)
轟
(
とゞろ
)
希臘
(
ギリシヤ
)
群青
(
ぐんじやう
)
瀟洒
(
せうしや
)
掛
(
かか
)
抹
(
なす
)
所作
(
しよさ
)
寛
(
ゆる
)
家竝
(
やなみ
)
姑
(
しばら
)
都雅
(
みやび
)
氣韻
(
きゐん
)
誂
(
あつら
)
葺
(
ふ
)
頤鬚
(
あごひげ
)
驢馬
(
ろば
)
髱
(
たぼ
)
結樣
(
ゆひやう
)
生命
(
いのち
)
濶
(
ひろ
)
二側
(
ふたかは
)
打解
(
うちと
)
意氣
(
いき
)
平屋
(
ひらや
)
客間
(
サロン
)
執
(
と
)
周圍
(
まはり
)
匇匇
(
そうそう
)
兩鬢
(
りやうびん
)
他家
(
よそ
)
今
(
いま
)