“家竝”のいろいろな読み方と例文
新字:家並
読み方割合
いへなみ50.0%
やなみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家竝いへなみの高きアンテナ月の夜は光りまさりぬ濡れにけらしも
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
家竝いへなみの高きアンテナ月の夜は光りまさりぬ濡れにけらしも
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大藝術家の夫人が窓越しに弟子の話すのを許すと云ふさばけた所作しよさをさう思ふのであつた。此處からはずつと向うが見渡される。起伏した丘にあるムウドンの家竝やなみや形の好い陸橋なども見える。
巴里の旅窓より (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
いつまでかもとほる鹿ぞ夜のまち家竝やなみの庇霜くだるなり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)