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二側
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ふたかわ
ふりがな文庫
“
二側
(
ふたかわ
)” の例文
ほどもなく入り来る洋服
扮装
(
いでたち
)
の七分は髯黒の
客人
(
まろうど
)
、座敷に入りてしばらくは打ち潜めきたる密議に移りしが、やがて開きて
二側
(
ふたかわ
)
に居流れたるを合図として
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
声を揚げて
皆
(
みんな
)
笑った……小さいのが
二側
(
ふたかわ
)
三側
(
みかわ
)
、ぐるりと黒く
塊
(
かたま
)
ったのが、変にここまで間を
措
(
お
)
いて、思出したように、
遁込
(
にげこ
)
んだ饂飩屋の滑稽な図を笑ったので、どっというのが、一つ
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
赤い盃が
二側
(
ふたかわ
)
に居並んだ人々の手へ順々に廻された。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「込み合いますから、どうぞお
二側
(
ふたかわ
)
に願います。」
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“二側”で始まる語句
二側目