“四臺”の読み方と例文
読み方割合
よだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五月十三日ごぐわつじふさんにち午後ごごである。こゝろざした飯坂いひざか温泉をんせんくのに、汽車きしや伊達驛だてえきりて、すぐにくるまをたよると、三臺さんだい四臺よだい、さあ五臺ごだいまではなかつたかもれない。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
光線くわうせんるべく餘計よけいれるやうあかるくこしらへた部屋へや二側ふたがはに、手術用しゆじゆつよう椅子いす四臺よだいほどゑて、しろ胸掛むねかけをかけた受持うけもちをとこが、一人ひとりづゝ別々べつ/\療治れうぢをしてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)