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三海里
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さんかいり
ふりがな文庫
“
三海里
(
さんかいり
)” の例文
『
島
(
しま
)
がツ。』と
私
(
わたくし
)
も
蹴鞠
(
けまり
)
のやうに
跳起
(
はねお
)
きて
見
(
み
)
ると、
此時
(
このとき
)
天
(
てん
)
全
(
まつた
)
く
明
(
あ
)
けて、
朝霧
(
あさぎり
)
霽
(
は
)
れたる
海
(
うみ
)
の
面
(
おも
)
、
吾
(
わ
)
が
端艇
(
たんてい
)
を
去
(
さ
)
る
事
(
こと
)
三海里
(
さんかいり
)
ばかりの、
南方
(
なんぽう
)
に
當
(
あた
)
つて、
椰子
(
やし
)
、
橄欖
(
かんらん
)
の
葉
(
は
)
は
青〻
(
あほ/\
)
と
茂
(
しげ
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
艦中
(
かんちう
)
の
一同
(
いちどう
)
はヒタと
鳴
(
なり
)
を
靜
(
しづ
)
めたのである。
只
(
たゞ
)
見
(
み
)
る
本艦
(
ほんかん
)
を
去
(
さ
)
る
事
(
こと
)
三海里
(
さんかいり
)
餘
(
よ
)
、
橄欖島
(
かんらんたう
)
と
覺
(
おぼ
)
しき
島
(
しま
)
の
北方
(
ほつぽう
)
に
當
(
あた
)
つて、
毒龍
(
どくりよう
)
蟠
(
わだかま
)
るが
如
(
ごと
)
き
二個
(
にこ
)
の
島嶼
(
たうしよ
)
がある。
其
(
その
)
島陰
(
しまかげ
)
から
忽然
(
こつぜん
)
として
一點
(
いつてん
)
の
光
(
ひかり
)
がピカリツ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方