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一圖
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いちづ
ふりがな文庫
“
一圖
(
いちづ
)” の例文
新字:
一図
さうして
始
(
はじめ
)
から
取捨
(
しゆしや
)
も
商量
(
しやうりやう
)
も
容
(
い
)
れない
愚
(
おろか
)
なものゝ
一徹
(
いつてつ
)
一圖
(
いちづ
)
を
羨
(
うらや
)
んだ。もしくは
信念
(
しんねん
)
に
篤
(
あつ
)
い
善男善女
(
ぜんなんぜんによ
)
の、
知慧
(
ちゑ
)
も
忘
(
わす
)
れ
思議
(
しぎ
)
も
浮
(
うか
)
ばぬ
精進
(
しやうじん
)
の
程度
(
ていど
)
を
崇高
(
すうかう
)
と
仰
(
あふ
)
いだ。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そりや出直してもえいが——」氷峰がまた言葉を出さうとするのを、義雄は何も云はせず、
一圖
(
いちづ
)
に
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
さう
云
(
い
)
ふ
場合
(
ばあひ
)
には、
心
(
こゝろ
)
のうちに、
當時
(
たうじ
)
の
自分
(
じぶん
)
が
一圖
(
いちづ
)
に
振舞
(
ふるま
)
つた
苦
(
にが
)
い
記憶
(
きおく
)
を、
出來
(
でき
)
る
丈
(
だけ
)
屡
(
しば/\
)
呼
(
よ
)
び
起
(
おこ
)
させるために、とくに
天
(
てん
)
が
小六
(
ころく
)
を
自分
(
じぶん
)
の
眼
(
め
)
の
前
(
まへ
)
に
据
(
す
)
ゑ
付
(
つ
)
けるのではなからうかと
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
圖
部首:⼞
14画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥