“いちづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イチヅ
語句割合
一途66.7%
一図23.8%
一圖9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな時の彼の心持は、ただ一人で監禁された時には、無心で一途いちづ唐草からくさ模様を描きふけるものだといふ狂気の画家たちによほどよく似て居た。
我が抜苦ばつく与楽よらく説法せつぱううたがふ事なく一図いちづありがたがツて盲信まうしんすれば此世このよからの極楽ごくらく往生おうじやうけつしてかたきにあらず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
「そりや出直してもえいが——」氷峰がまた言葉を出さうとするのを、義雄は何も云はせず、一圖いちづ
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)