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よいん
ふりがな文庫
“よいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
余韻
73.1%
余音
21.2%
余韵
1.9%
餘音
1.9%
餘韻
1.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余韻
(逆引き)
うど——ん、という声を続けるところで急に
咽喉
(
のど
)
が
塞
(
ふさが
)
ってしまったらしいから、せっかくの
余韻
(
よいん
)
が
圧殺
(
おしころ
)
されたような具合であります。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
よいん(余韻)の例文をもっと
(38作品)
見る
余音
(逆引き)
とにかく吉川はやっと
腑
(
ふ
)
に落ちたらしい
言葉遣
(
ことばづか
)
いをして、なおその当人の猿という
渾名
(
あざな
)
を、一座を
賑
(
にぎ
)
わせる
滑稽
(
こっけい
)
の
余音
(
よいん
)
のごとく
繰
(
く
)
り
返
(
かえ
)
した。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
よいん(余音)の例文をもっと
(11作品)
見る
余韵
(逆引き)
手は刀を離さず、必死と
成
(
なっ
)
て
夢我
(
むが
)
夢中、きらめく
刃
(
やいば
)
は金剛石の燈下に
転
(
まろ
)
ぶ光きら/\
截切
(
たちき
)
る音は
空
(
そら
)
駈
(
かく
)
る
矢羽
(
やばね
)
の風を
剪
(
き
)
る如く、一足
退
(
すさ
)
って
配合
(
つりあい
)
を
見
(
み
)
糺
(
ただ
)
す時は
琴
(
こと
)
の糸断えて
余韵
(
よいん
)
のある如く、
意
(
こころ
)
糾々
(
きゅうきゅう
)
気
昂々
(
こうこう
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
よいん(余韵)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
餘音
(逆引き)
餘音
(
よいん
)
とほくわたりて、到るところに咏嘆のひゞきをとゞめぬ。うれしの鐘の音や、人間の言の葉に
上
(
のぼ
)
りがたきわがいくそのおもひ、この鐘ならで誰か言ひとかむ。
清見寺の鐘声
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
よいん(餘音)の例文をもっと
(1作品)
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餘韻
(逆引き)
縱令
(
たとひ
)
化物
(
ばけもの
)
が
出
(
で
)
ても、
其
(
それ
)
は
理性的
(
りせいてき
)
な
乾燥無味
(
かんさうむみ
)
なものであつて、
情的
(
ぜうてき
)
な
餘韻
(
よいん
)
を
含
(
ふく
)
んで
居
(
ゐ
)
ない。
隨
(
したが
)
つて
少
(
すこ
)
しも
面白味
(
おもしろみ
)
が
無
(
な
)
い。
故
(
ゆゑ
)
に
文運
(
ぶんうん
)
が
發達
(
はつたつ
)
して
來
(
く
)
ると、
自然
(
しぜん
)
化物
(
ばけもの
)
は
無
(
な
)
くなつて
來
(
く
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
よいん(餘韻)の例文をもっと
(1作品)
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