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よゐん
ふりがな文庫
“よゐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
餘韻
80.0%
余韻
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餘韻
(逆引き)
丁度
子刻
(
こゝのつ
)
(十二時)、上野の鐘がかすかに
餘韻
(
よゐん
)
を引いて鳴り止むと、何處からともなく、ユラリと出て來た者があります。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
上野の
子刻
(
こゝのつ
)
の鐘が、その最後の
餘韻
(
よゐん
)
を闇の中に納めると、石田清左衞門は、豫て用意した席へピタリと坐りました。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
よゐん(餘韻)の例文をもっと
(4作品)
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余韻
(逆引き)
爽
(
さわ
)
やかな夜風が襟に吹いて、上野の鐘が頭の上で鳴るやうに、九つを告げます。その最後の音が
余韻
(
よゐん
)
を殘して闇の中に消えると、平次は何んとはなしに
武者振
(
むしやぶる
)
ひを感じました。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
よゐん(余韻)の例文をもっと
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