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餘韻
ふりがな文庫
“餘韻”のいろいろな読み方と例文
新字:
余韻
読み方
割合
よゐん
80.0%
よいん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よゐん
(逆引き)
遠浪のやうに打寄せる江戸の街の騷音の上を渡つて、澄みきつた増上寺の鐘の音が、ボーンと靜かに寂しい
餘韻
(
よゐん
)
を引いて唸るのでした。
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
耳につく
角笛
(
つのぶえ
)
の
音
(
ね
)
、なんとまあ
餘韻
(
よゐん
)
の深い
音
(
おと
)
だらう……
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
餘韻(よゐん)の例文をもっと
(4作品)
見る
よいん
(逆引き)
縱令
(
たとひ
)
化物
(
ばけもの
)
が
出
(
で
)
ても、
其
(
それ
)
は
理性的
(
りせいてき
)
な
乾燥無味
(
かんさうむみ
)
なものであつて、
情的
(
ぜうてき
)
な
餘韻
(
よいん
)
を
含
(
ふく
)
んで
居
(
ゐ
)
ない。
隨
(
したが
)
つて
少
(
すこ
)
しも
面白味
(
おもしろみ
)
が
無
(
な
)
い。
故
(
ゆゑ
)
に
文運
(
ぶんうん
)
が
發達
(
はつたつ
)
して
來
(
く
)
ると、
自然
(
しぜん
)
化物
(
ばけもの
)
は
無
(
な
)
くなつて
來
(
く
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
餘韻(よいん)の例文をもっと
(1作品)
見る
餘
部首:⾷
16画
韻
常用漢字
中学
部首:⾳
19画
“餘”で始まる語句
餘
餘程
餘所
餘計
餘波
餘裕
餘念
餘地
餘儀
餘人
“餘韻”のふりがなが多い著者
伊東忠太
上田敏
野村胡堂