“ゆうせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊星43.8%
優勢12.5%
幽凄12.5%
憂世12.5%
幽悽6.3%
幽精6.3%
幽静6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そらは無月むげつ紺紙こんしはくをふきちらしたかのごとき星月夜ほしづきよ、——五遊星ゆうせい北極星ほっきょくせい北斗星ほくとせい、二十八宿星しゅくせい、その光芒こうぼうによって北条流ほうじょうりゅう軍学の星占ほしうらないをたてているらしい昌仙しょうせんは、しばらくあってのち
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大乱闘だいらんとうになった。ものすごい死闘しとうであった。金属Qの方が優勢ゆうせいになった。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
中禅寺の幽凄ゆうせいでもなく、霞が浦の淡蕩たんとうでもなく、大沼は要するに水を淡水にし松をなら白樺しらかば其他の雑木にした松島である。沼尻はたきになって居る。沼には鯉、鮒、どじょうほか産しない。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ああ学識なくして、いたずらに感情にのみ支配せられし当時の思想の誤れりしことよ。されどその頃の妾は憂世ゆうせい愛国の女志士じょししとして、人もゆるされき、妾も許しき。しばらく女志士として語らしめよ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
沈痛ちんつう悲慘ひさん幽悽ゆうせいなる心理的小説しんりてきせうせつつみばつ」は奇怪きくわいなる一大巨人いちだいきよじん露西亞ロシア)の暗黒あんこくなる社界しやくわい側面そくめん暴露ばくろしてあますところなしとふべし。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
凄いとみれば、円山応挙まるやまおうきょの美女の幽精ゆうせい。チリにもふれぬ深窓の処女とみれば、花水仙はなすいせんの気高さを思わせる姿である。その女性こそ、甲賀家の家付きの娘、お千絵様なのであった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくばかり不穏ふおんなる精神も、実に如何なる厳粛げんしゅく敬虔けいけん幽静ゆうせい、崇高なる道念を発せしめたるか。吾人ごじんはその父兄に与うる書についてこれを知るを得るなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)