“北斗星”の読み方と例文
読み方割合
ほくとせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおぐまぐま北斗星ほくとせいなどをるのだよ。それに、もっととお海王星かいおうせいが、くもがなくてえるといいね。」と、けんちゃんが、さもたのしそうに、いいました。
さか立ち小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
北斗星ほくとせいがかがやいておる。それをあてにどこまでも逃げてゆくがよい。南も東も蓮池はすいけほとりも、寺の近くにも、賊兵の影が道をふさいでいる。逃げる道は、西北しかない。それも今のうちじゃ。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「全くわからない。とまっていることはわかるが、自記航路計がくるってしまって、どの地点にいるのだかわからないのだ。やがて夜にでもなって北斗星ほくとせいが出てくれば、六分儀ろくぶんぎでもって測定できるだろうがネ」
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)