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沈痛
ふりがな文庫
“沈痛”の読み方と例文
読み方
割合
ちんつう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんつう
(逆引き)
ロッセ氏は、
次第
(
しだい
)
に
沈痛
(
ちんつう
)
な表情に移っていって、しきりに唇を
噛
(
か
)
んでいる。私は、それをとりなそうにも、いうべき言葉を知らなかった。
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
沈痛
(
ちんつう
)
、
悲慘
(
ひさん
)
、
幽悽
(
ゆうせい
)
なる
心理的小説
(
しんりてきせうせつ
)
「
罪
(
つみ
)
と
罰
(
ばつ
)
」は
彼
(
か
)
の
奇怪
(
きくわい
)
なる
一大巨人
(
いちだいきよじん
)
(
露西亞
(
ロシア
)
)の
暗黒
(
あんこく
)
なる
社界
(
しやくわい
)
の
側面
(
そくめん
)
を
暴露
(
ばくろ
)
して
餘
(
あま
)
すところなしと
言
(
い
)
ふべし。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
哲学者じみた考えを持っていて、非常な勝気な男だ、真剣にえらいかどうか知れないが、とにかくいうことは奇抜で
沈痛
(
ちんつう
)
だ。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
沈痛(ちんつう)の例文をもっと
(12作品)
見る
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“沈”で始まる語句
沈
沈黙
沈着
沈鬱
沈湎
沈澱
沈淪
沈默
沈香
沈吟
“沈痛”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
三島霜川
下村湖人
上司小剣
伊藤左千夫
海野十三
北村透谷
谷崎潤一郎
北原白秋