“ふつかふたばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
二日二晩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのよるから、ひどい雨風あめかぜになりました。二日二晩ふつかふたばんあたたかなかぜいて、あめりつづいたので、ゆきはおおかたえてしまいました。その雨風あめかぜあとは、いい天気てんきになりました。
大きなかに (新字新仮名) / 小川未明(著)
したのではもとよりなく、きのうもきょうもと、二日二晩ふつかふたばんかんがいた揚句あげくてが、隣座敷となりざしきちゃれているとせての、雲隠くもがくれれがじゅんよくはこんで、大通おおどおりへて、駕籠かごひろうまでの段取だんどりりは
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
あかふねって、くもあいだや、なみあいだけてから、おそろしい旋風せんぷうに、からだをまかせて二日二晩ふつかふたばんながたびをつづけてから、ようやく、下界げかいうみうえしずかに、りることも、その一つであれば、また
海からきた使い (新字新仮名) / 小川未明(著)