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ばんしやく
ふりがな文庫
“ばんしやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
晩酌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩酌
(逆引き)
葛籠
(
つゞら
)
の
蓋
(
ふた
)
を
取
(
と
)
つたり、
着換
(
きがへ
)
の
綻
(
ほころび
)
を
檢
(
しら
)
べたり、……
洗
(
あら
)
つた
足袋
(
たび
)
を
裏返
(
うらがへ
)
したり、
女中
(
ぢよちう
)
を
買
(
かひ
)
ものに
出
(
だ
)
したり、
何
(
なに
)
か
小氣轉
(
こぎてん
)
に
立𢌞
(
たちまは
)
つて
居
(
ゐ
)
たと
思
(
おも
)
ふと、
晩酌
(
ばんしやく
)
に
乾
(
ひ
)
もので
一合
(
いちがふ
)
つけた
時
(
とき
)
、
甚
(
はなは
)
だ
其
(
そ
)
の
見事
(
みごと
)
でない
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
酒
(
さけ
)
の
好
(
す
)
きな
質
(
たち
)
で、
今
(
いま
)
でも
少
(
すこ
)
しづゝは
晩酌
(
ばんしやく
)
を
遣
(
や
)
る
所爲
(
せゐ
)
か、
色澤
(
いろつや
)
もよく、でつぷり
肥
(
ふと
)
つてゐるから、
年
(
とし
)
よりは
餘程
(
よほど
)
若
(
わか
)
く
見
(
み
)
える。
御米
(
およね
)
は
叔母
(
をば
)
が
來
(
く
)
るたんびに、
叔母
(
をば
)
さんは
若
(
わか
)
いのねと、
後
(
あと
)
でよく
宗助
(
そうすけ
)
に
話
(
はな
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
最初はプリプリしてゐた鐵も、平次の心持が解ると次第に
打解
(
うちと
)
けて、
晩酌
(
ばんしやく
)
を附合ひながら、
滑
(
なめ
)
らかに話すやうになつてゐたのです。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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