“につこう”の漢字の書き方と例文
語句割合
日光100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本州ほんしゆう木曾きそ甲州こうしゆう信州等しんしゆうなど高山こうざんのぼつたかたはよくごぞんじでせうが、日光につこう白根山しらねさん男體山なんたいざんやまた富士山ふじさんなどでは偃松はひまつません。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
代助は時々とき/″\尋常な外界から法外に痛烈な刺激を受ける。それがはげしくなると、晴天から日光につこうの反射にさへ堪へ難くなる事があつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それにきかへて日光につこうにある徳川氏とくがはしびようがあのとほり立派りつぱなのをて、蒲生君平がまうくんぺいなどが憤慨ふんがいして尊王そんのうねんおこしたので、まことにむりのないことであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
それといふのも、若葉わかば外部がいぶ丈夫じようぶかはもなく、しつやはらかよわいので、つよ日光につこうにあたるのをきらひます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
その内部ないぶ葉緑粒ようりよくりゆうは、毎日まいにち日光につこうちからをかりて、空氣中くうきちゆうにある、人間にんげんがいをする炭酸瓦斯たんさんがすひ、そのかはりに、人間にんげんになくてはならない酸素さんそをはきして
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)