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にさんげん
ふりがな文庫
“にさんげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
二三軒
66.7%
二三間
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三軒
(逆引き)
低
(
ひく
)
い
藁屋
(
わらや
)
が
二三軒
(
にさんげん
)
、
煙出
(
けむだ
)
しの
口
(
くち
)
も
開
(
あ
)
かず、
目
(
め
)
もなしに、
暗
(
やみ
)
から
潜出
(
もぐりだ
)
した
獣
(
けもの
)
のやうに
蹲
(
つくば
)
つて、
寂
(
しん
)
と
寝
(
ね
)
て
居
(
ゐ
)
る
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
つた
時
(
とき
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
麹町
(
かうぢまち
)
、
番町
(
ばんちやう
)
の
火事
(
くわじ
)
は、
私
(
わたし
)
たち
鄰家
(
りんか
)
二三軒
(
にさんげん
)
が、
皆
(
みな
)
跣足
(
はだし
)
で
逃出
(
にげだ
)
して、
此
(
こ
)
の
片側
(
かたがは
)
の
平家
(
ひらや
)
の
屋根
(
やね
)
から
瓦
(
かはら
)
が
土煙
(
つちけむり
)
を
揚
(
あ
)
げて
崩
(
くづ
)
るゝ
向側
(
むかうがは
)
を
駈拔
(
かけぬ
)
けて、いくらか
危險
(
きけん
)
の
少
(
すく
)
なさうな、
四角
(
よつかど
)
を
曲
(
まが
)
つた
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
にさんげん(二三軒)の例文をもっと
(2作品)
見る
二三間
(逆引き)
それは
校庭
(
こうてい
)
が
南北
(
なんぼく
)
に
二條
(
にじよう
)
に
龜裂
(
きれつ
)
して、
其處
(
そこ
)
から
水柱
(
みづばしら
)
を
二三間
(
にさんげん
)
の
高
(
たか
)
さに
噴出
(
ふんしゆつ
)
し
始
(
はじ
)
めたのであつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
にさんげん(二三間)の例文をもっと
(1作品)
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