“潜出”の読み方と例文
読み方割合
もぐりだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひく藁屋わらや二三軒にさんげん煙出けむだしのくちかず、もなしに、やみから潜出もぐりだしたけもののやうにつくばつて、しんまへとほつたとき
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ああああ、板の下から潜出もぐりだして、一つ水の中からあらわれたのがあります。大分大きゅうがすせ。」
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)