“ていき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テイキ
語句割合
定期33.3%
程畿11.1%
偵騎11.1%
定規11.1%
帝畿11.1%
挺起11.1%
提起11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこせこかとおもふ、にしき紙入かみいれから、定期ていきだかなんだかちひさくたゝんだ愛知あいち銀行券ぎんかうけんきぬハンケチのやうにひら/\とふつて、きん一千圓いつせんゑんなり、といふ楷書かいしよのところをせて
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
また蜀の祭酒さいしゅ程畿ていきは、身辺わずか十数騎に討ち減らされ、この上は、舟手の味方に合して戦おうと江岸のほとりまで走ってきたところが、そこもすでに呉の水軍に占領されていたので、たちまち
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玄徳が眉をひそめると、程畿ていきが奉答した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王厳命して疾行すること三百里、みち偵騎ていきえば、ことごとこれを殺し、一昼夜にしてあかつきおよびて滄州に至る。凱の燕師のいたれるをさとりし時には、北卒四面より急攻す。滄州の衆皆驚きて防ぐあたわず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
造営までなかなか手が届かぬを定規ていきに背くとて無理に合祀するは苛刻かこくもはなはだし矣。いわく、神官の俸給を増し与えたりとて、即刻何の効験、化育の功績も目に見えるほど挙がらず。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
高く飛びで、帝畿ていきのぼらん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そこでしらべてみると、「女子ニハ皮膚下ノ脂肪富贍ふせんナルガ為ニ形態豊満ニシテ、男子ニハ筋肉腱骨ノ強大ニシテ挺起ていきスルガ為ニ其形態稜々トシテ鋭シ」
呉秀三先生 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
何かが破裂はれつしたのだ。客はギクリとしたようだったが、さすがは老骨ろうこつだ。禅宗ぜんしゅう味噌みそすり坊主ぼうずのいわゆる脊梁骨せきりょうこつ提起ていきした姿勢しせいになって
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)