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苛刻
ふりがな文庫
“苛刻”の読み方と例文
読み方
割合
かこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かこく
(逆引き)
かかる賊民を取り扱うには、釈迦も孔子も名案なきは必定、ぜひとも
苛刻
(
かこく
)
の政を行なうことなるべし。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
苛刻
(
かこく
)
な現実精神をかの
獰猛
(
どうもう
)
な妖怪から、身をもって学んだわけだ、と、悟浄は
顫
(
ふる
)
えながら考えた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
造営までなかなか手が届かぬを
定規
(
ていき
)
に背くとて無理に合祀するは
苛刻
(
かこく
)
もはなはだし矣。いわく、神官の俸給を増し与えたりとて、即刻何の効験、化育の功績も目に見えるほど挙がらず。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
苛刻(かこく)の例文をもっと
(5作品)
見る
“苛刻”の意味
《名詞・形容動詞》
「苛酷」に同じ。
(出典:Wiktionary)
苛
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“苛”で始まる語句
苛
苛立
苛々
苛責
苛酷
苛烈
苛辣
苛斂誅求
苛苛
苛税
“苛刻”のふりがなが多い著者
石橋忍月
福沢諭吉
南方熊楠
中島敦