“老骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうこつ75.0%
らうこつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かが破裂はれつしたのだ。客はギクリとしたようだったが、さすがは老骨ろうこつだ。禅宗ぜんしゅう味噌みそすり坊主ぼうずのいわゆる脊梁骨せきりょうこつ提起ていきした姿勢しせいになって
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
其広大な慈悲心は生きて働き、死んでます/\働き、老骨ろうこつ地に入ってこゝに数十年、其流れをむ人の数は実におびただしい数を以て数えられる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
手前てまへぞんじをりまするは是限これぎり。内祝言ないしうげん乳母うば承知しょうちはず何事なにごとにまれ、われら不埓ふらち御檢斷ごけんだんあそばれうならば、餘命よめい幾何いくばくもなき老骨らうこつ如何いか御嚴刑ごげんけいにもしょせられませう。
とき」の老骨らうこつ、きしきしと、かずおとぎしりや
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)