“ぢれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
焦心33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奈何どう爲よう。奈何爲よう。」と、終ひには少しぢれつたくなつて來て、愈々以て決心が附かなくなつた。と、言つて、たうといふ氣は微塵もないのだ。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「さて、奈何為どうしようかな。」う何回も何回も自分に問うて見て、仲々決心が付かない。「奈何どう為よう。奈何為よう。」と、終ひには少しぢれつたくなつて来て、愈々以て決心が付かなくなつた。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
痴人ばかめ!』女王樣ぢよわうさま焦心ぢれッたさうに御自身ごじしんあたましてまをされました、それからあいちやんに振向ふりむいて、『なんまをぢや?子供こども
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
うさ、一つくらゐ!』と福鼠ふくねずみ焦心ぢれッたさうにつて、またはなつゞけました、『其故それゆゑ此等これらにん姉妹きやうだいは——みんなでえがくことをまなんでました——』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『もうちつともいわ』とあいちやんは焦心ぢれッたさうにこたへて、『そんなにわたし進上あげられなくッてよ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)