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ちきしやう
ふりがな文庫
“ちきしやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
畜生
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畜生
(逆引き)
乞食野郎奴
(
こちきやらうめ
)
、
汝
(
わ
)
ツ
等
(
ら
)
が
親爺
(
おやぢ
)
は
見
(
み
)
やがれ、
汝
(
われ
)
こた
醫者
(
いしや
)
さ
連
(
つ
)
れてく
錢
(
ぜに
)
持
(
も
)
つてけつかつて、
此處
(
ここ
)
さは一
度
(
ど
)
でも
來
(
き
)
やがんねえ
畜生
(
ちきしやう
)
だから、
見
(
み
)
ろう。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
畜生
(
ちきしやう
)
!』とお大は無上に胸が
焦燥
(
いら/\
)
して、『莫迦にしてら』と突拍子な聲を出しながら、スタ/\歩出す。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
畜生
(
ちきしやう
)
奴! 私はつと立つて電燈をパツとその方へ向けた。薄緑色の
生絹
(
きぎぬ
)
の笠を透かして青く漉されたオスラムの燭光が二階から出窓を斜めに暗い隣の屋根へさつと
射
(
さ
)
す。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「
此處
(
ここ
)
らの
馬
(
うま
)
だつて
見
(
み
)
ろえ、
博勞節
(
ばくらうぶし
)
門
(
かど
)
ツ
先
(
つあき
)
でやつたつ
位
(
くれえ
)
厩
(
まや
)
ん
中
(
なか
)
で
畜生
(
ちきしやう
)
身體
(
からだ
)
ゆさぶつて
大騷
(
おほさわ
)
ぎだな」
彼
(
かれ
)
は
獨
(
ひと
)
りで
酒席
(
しゆせき
)
を
賑
(
にぎは
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『チヨツ
煩
(
うるさ
)
い
畜生
(
ちきしやう
)
だね。いくら啼いたつて、もう
宅
(
うち
)
にや米なんざ一粒だつて有りやしないよ。お前よりか、
此方
(
こつち
)
が
餘程
(
よつぽど
)
餒
(
ひもじ
)
いや。』と
呶鳴
(
どな
)
りながら、火鉢と三味線の外、
何
(
なん
)
にもない
上
(
うへ
)
へ上つて行く。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
「
其麽
(
そんな
)
におめえ、
畜生
(
ちきしやう
)
だなんて、
手
(
て
)
もとも
見
(
み
)
もしねえで」と
先刻
(
さつき
)
の
服裝
(
みなり
)
の
好
(
い
)
い
婆
(
ばあ
)
さんが
窘
(
たしな
)
めるやうにいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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