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ちきしょう
ふりがな文庫
“ちきしょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
畜生
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畜生
(逆引き)
「随分酷いのね。」と、お葉は落葉を掴んで
起上
(
おきあが
)
ったが、やがて
畜生
(
ちきしょう
)
と叫んで、
其
(
その
)
葉を七兵衛の
横面
(
よこつら
)
に叩き付けた。
眼潰
(
めつぶ
)
しを食って
老爺
(
じじい
)
も慌てた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「ふむ、悪い奴だね」お島は首を
傾
(
かし
)
げた。「
畜生
(
ちきしょう
)
、私を
怨
(
うら
)
んでいるんだ。だがミシンがなくちゃ
為様
(
しよう
)
がないね」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
噛みはせぬが、
威嚇
(
いかく
)
する。彼が
流浪
(
るろう
)
時代に子供に
苛
(
いじ
)
められた
復讎心
(
ふくしゅうしん
)
が消えぬのである。子供と云えば、日本の子供はなぜ犬猫を
可愛
(
かあい
)
がらぬのであろう。直ぐ
畜生
(
ちきしょう
)
と云っては打ったり石を投げたりする。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(12作品)
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