“だんなさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旦那様66.7%
旦那樣20.0%
檀那様5.0%
主公様1.7%
卿様1.7%
夫人様1.7%
御亭主1.7%
檀那樣1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芸術なんていうものもこうなってはみじめなものでございます。美しいお嬢様、それから御親切な旦那様だんなさま、さようではございませんか。
あゝ、いかい難儀なんぎをして、おいでなさるさきの旦那樣だんなさま御大病ごたいびやうさうな、たゞときならはしうへも、欄干らんかんはうけておとほりなさらうのに、おいたはしい。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その時入口が開いて、女が急いで這入って来て、「団子坂の檀那様だんなさまがお見えになりました」といいます。びっくりして出ると、そこに軍服をたお兄様が、いつもの微笑をして立っていられます。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
「だって、貴郎あなたは柄にないわ、主公様だんなさまは大人しく鯛魚たいとととおっしゃるもんです、ねえ、めのさん。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あゝ、御番ごばんの衆、見苦しい、お目触めざわりに、成ります。……くくるなら、其の刀を。——何事もなさけ卿様だんなさま思召おぼしめし。……乱心ものゆゑ穏便おんびんに、許して、見免みのがしてつてたも。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
女郎花 ついでに、おぐしも、夫人様だんなさま
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「お前は嬰児ねんねえだからわかるまいね、知らない道理わけだから言って聞かせよう、あのね、若お師匠様にね、御亭主だんなさまが出来たの。」
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
滑稽こつけいなのは、日本にほん麻雀道マージヤンだうのメツカのしようある鎌倉かまくらではだれでもおくさんが懷姙くわいにんすると、その檀那樣だんなさまがきつと大當おほあたりをするとふ。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)