“御大病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごたいびやう66.7%
ごたいびょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ、いかい難儀なんぎをして、おいでなさるさきの旦那樣だんなさま御大病ごたいびやうさうな、たゞときならはしうへも、欄干らんかんはうけておとほりなさらうのに、おいたはしい。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
こゝに寶永三年四月紀伊きい大納言光貞卿御大病ごたいびやうの處醫療いれうかなはず六十三歳にて逝去せいきよまし/\ける此時松平主税頭ちからのかみ信房卿は御同家青山あをやま百人町なる松平左京太夫さきやうのたいふ養子やうしとなり青山の屋敷やしきおはせりさてまた大納言光貞卿の惣領そうりやう綱教卿つなのりきやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
母様おっかさん御大病ごたいびょう、一刻も早くと、すぐに、美女ヶ原をあとにしました
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)