“御大人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごたいじん75.0%
おんおとな25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御大人ごたいじんなんざそれは大したものでしたよ。年は寄っても、山木兵造——なあに、一升やそこらははははは大丈夫ですて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
これは御大人ごたいじん、お初に御意を得ます、……何とも何とも、御無礼の段は改めて御詫おわびをします。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
十二でおありになるのであるが、御年齢のわりには御大人おんおとならしくて、おきれいで、ただ源氏の大納言の顔が二つできたようにお見えになった。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)