“御大身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごたいしん80.0%
ごだいしん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お力笑ひながら高ちやん失礼をいつてはならないこのお方は御大身ごたいしんの御華族様おしのびあるきの御遊興さ、何の商売などがおありなさらう
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『鄭重に、お通しいたしておけやい。——これこれ、浅野家は、左京介殿以上の御大身ごたいしんであるぞよ。粗略なく、しとねえ、茶器も、よいのを出せ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
化物ばけものではいらつしやらないよとはなさきつてわかつたひと御褒賞ごほうびたと懷中ふところから紙入かみいれをいだせば、おりきわらひながらたかちやん失禮しつれいをいつてはならないこのかた御大身ごだいしん御華族樣ごくわぞくさまおしのびあるきの御遊興ごゆうきよう
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)