“御大層”の読み方と例文
読み方割合
ごたいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところへ何処かの奥さんが来て、お母さんと談話はなしを始めた。やはり見物に来たんだ。御大層ごたいそうなりをしている。ちんを抱いている。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
女房にようぼいわく、御大層ごたいそうな事をお言ひでないうちのお米が井戸端ゐどばたへ持つて出られるかえ其儘そのまゝりのしづまつたのは、辛辣しんらつな後者のかちに帰したのだらう(十八日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
「帯屋七郎左衛門、なんだか御大層ごたいそうな家だ、おいらの泊る家じゃねえや」
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)