“ぞうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
増俸50.0%
像法50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきかはつてからさむさが大分だいぶゆるんだ。官吏くわんり増俸ぞうほう問題もんだいにつれて必然ひつぜんおこるべく、多數たすううはさのぼつた局員きよくゐん課員くわゐん淘汰たうたも、月末げつまつまでほゞ片付かたづいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「でも新聞しんぶんると、來年らいねんから一般いつぱん官吏くわんり増俸ぞうほうがあるとはなしぢやありませんか」
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
御米およねとこ這入はいつてから、やく二十ぷんばかりあひだ宗助そうすけみゝはた鐵瓶てつびんおときながら、しづかよる丸心まるじん洋燈らんぷらしてゐた。かれ來年度らいねんど一般官吏いつぱんくわんり増俸ぞうほう沙汰さたがあるといふ評判ひやうばんおもうかべた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そうして仏様の時代を正法しょうほう像法ぞうほう末法まっぽうの三つに分けます。正法と申しますのは仏の教えが最も純粋に行なわれる時代で、像法は大体それに似通った時代です。
最終戦争論 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)